リク「妊娠した事をどう告げるべきか悩んでるところに理樹に鉢合わせしてしまって慌てながら自爆する佐々美」

 

 

「どうしましょうか……」
 お腹を一擦りする。そこには新しい息吹が少しまた少しと動いているような、そんな感じがする。
 まだ、産まれるのは先の話だがこれをどう自分の彼氏である直枝理樹に伝えようかと思い悩む。

 


ケース1 正直に話す

「り、理樹? 少し宜しいですの?」
「ん? どうかした? 佐々美さん」
 夕飯を食べ終わり、佐々美を意を決すかのように理樹に言う。
「こ、こどもが出来ましたの」
「へぇ、そうなんだ」
 しれっと答える理樹に佐々美は驚きを隠せずにいた。
「こどもが出来たんですのよっ!? もう少し驚くとこかですねぇ!?」
「だって、あんなにも佐々美さんの中に注いだんだよ? 出来てもおかしくはないよ」
 はははっと笑いながら言う。
「〜〜〜〜〜〜っ!!」
 その行為を思い出して、思わず顔が赤く染まっていくのが分かる。
 自分の乱れた姿、理樹の逞しく勇ましいシンボル。顔を赤くせずにどこを赤くするというのか。
「でも、嬉しいよ」
 佐々美の肩に手を置く。
「僕たちの子供じゃない」
「そ、そうですわね」
 こどもという単語に少し嬉しさを感じる。そう今自分の中には小さな命がいるのだ。嬉しくないわけがない。
「これからも作っていこうよ」
「そうですわね」
「と、いうわけで食後にいただきます!」
「え、ちょ、ちょっと理樹! いきなりがっつかないでくださいまし!」
「そんな誘っているような目で言われても説得力ないよ。佐々美さん」
 そっと口づけを交わし、行為へと始まる……。

 

「って、違いますわ!」
「なにが違うのさ」
「正直に話してどうしてこんな展開になるんですの!?」
「子供が出来るっていいことじゃない」
「そ、それはそうなんですけど……じゃないですわ!?」
 後ろから声が聞こえるものだからそっと振り返ってみるとそこには自分の彼氏が少し首を傾げながらいた。
 佐々美は空いた口が塞がらずにいた。
 いつから聞いていたのだろうか、というか口に出して考えていたのだろうか。
「僕としゃべっていたのに佐々美さん。いきなり独り言かのように話しだすんだもん。そっちのほうが驚いちゃったよ」
 あははと笑う理樹。そしてまだ佐々美は現実に戻れないでいた。
「でも、ほんとに嬉しいな。僕と佐々美さんの子供だよね?」
「ひゃっ、い、いきなりなんですの?」
 理樹は優しく包み込むかのように佐々美のお腹を擦る。
 丁寧に丁寧に擦っていく。
「ん、ん、りきぃ。今日は……だめですわよ?」
「大丈夫だよ、危険日じゃないのは分かっているからさ」
「そ、そういう問題じゃありませんわっ!」
 理樹の手は止まらず動いている。左手は少しずつ上へ、右手は少しずつ下へと擦り場所を変えていく。
「ん! だ、だからだめだと……」
「でも、こっちの口は僕を欲しがっているようだけど?」
 下の口をさわさわと触ると若干だが、湿り気を感じる。
「それにこっちもビンビンじゃないか。これが拒絶とは思えないけど?」
「う、うぅー……」
「そんな上目遣いされるとますますそそるよ」
 じゅるりと聞こえんばかりに舌舐めずりする理樹。どうやら逃げ場はないらしい。
「今日も楽しもうね、佐々美さん」
 耳元とこっそりと囁いた。

 


性行為に入るかも知れない。
続く?


 




    
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